2017年、いつの間にか新年明けておりました!皆様、今年もよろしくお願いいたします!
さて、昨年末にブログ記事のリクエストをいただきましたので更新いたします。
【ご相談内容】ご相談者:Aさん
『今年の春から外回りの営業職に転職予定です。将来的なシミ・しわが心配なので対策を教えてください。』
Aさんが現在考えている対策は、UVカット眼鏡、日焼け止め(スプレー含む)、サプリ(PABA、ヘリオケア)などだそうです。
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3本柱+季節に合わせたケアを!
Aさん、お仕事お疲れ様です。そして、意識が高い!既に十分に対策をされていると思います!(元も子もない)
私は内勤のため、外を出歩く機会と言えば通勤とたまに上司に頼まれてお使いに行くくらいなものですが、自分が外回りの営業職をすると仮定して、真夏の美白・美肌死守のために何が出来るのか頭をフル回転させて考えてみました。
まず、本相談内容にかかわらず、1年中季節を問わず老化に抗うために重要なのは「保湿」「睡眠」「紫外線対策」の3つの柱です。(欲を言えば「栄養」も入るかと思いますが)どれか1つ欠けてもお肌のバランスを崩してしまうかと思いますのでお忙しいかと思いますが意識しながらお仕事頑張ってくださいね!
その中の「紫外線対策」「保湿」に関して具体的なアドバイス・・・というのはおこがましいですが、「わたしだったらこうするな」というものを挙げてみたいと思います。
「日焼け」とは、紫外線を浴びた肌が皮膚細胞が破壊されるのを守るために内部のメラニン色素を増やすこと。色素沈着して肌の色(シミ)が濃くなるという本来は肌を守るための作用です。でも、やっぱりシミになるのは嫌ですよねぇ。
「遮光カーテンを閉めて家の中に引きこもる」という物理的な遮断が一番ではありますが、普通に生活するには無理な話。夏と冬、季節の紫外線量に合わせたケアをしてみてください。
夏のケア
(1)日焼け止め・日焼け止めファンデーション
一般的に日焼け止め・日焼け止め機能が入ったファンデーション等の塗り直しが推奨されていますが、その際に表面の皮脂が残った状態だと肌の酸化によるトラブルを起こす可能性があるため必ず汗やメイク崩れを取り除いてからにしてください。
もし、会社のお化粧室等でメイクを一度落とすことが可能であれば、乳液をつけたコットンで顔の表面をを優しく撫で、その後ティッシュで押さえ、塗り直し用の日焼け止めやファンデーション・パウダーをつけてください。
メイクを落とすことが難しい時間と環境であれば、あぶら取り紙やティッシュで肌に浮き上がった皮脂を取り除いて、そのあと同じ日焼け止めやファンデーション・パウダーという手順を行ってください。
肝心の「日焼け止め機能」について、おさらい。
SPFとは:Sun Protection Factor(紫外線防御効果)。紫外線B波(UVB)を防ぐ指標。数字が大きいほどUVBを防ぐ効果が高い。海外ではSPF100という製品もありますが、日本では最大50+(SPFが51より大きい)という表示。
PA: Protection Grade of UVA。紫外線A波(UVA、シミやしわの発生に関わり、波長が長い分 肌の奥まで到達。雲や窓ガラスも透過するため、天気や室内外関係なく防ぐ必要がある)を防ぐ指標。
「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」の4段階の表示。
参考http://jp.rohto.com/learn-more/sun-care/column/spf_pa/
Aさんの現在のお肌状態は分かりませんが、ジェルやクリーム等のテクスチャー、ニキビ・敏感肌用など様々なタイプが発売されていますのでご自身の好みやお肌に合う日焼け止めを選んでください。(続けることが大事です!)
昨年の夏は顔用はこれとこれ、ボディ用はこれを5本以上消費しました。(ボディ用は焼けなくて特におすすめ)
外出先ではカバンの中に1本、会社のデスクに1本これを置いていました。(軽いのにしっとりして白浮きしないもの)
(2)メイク落とし
塗った分は必ず落とす。メイクや日焼け止めはしっかり落とさないと毛穴詰まりや肌の酸化を引き起こします。
ウォータープルーフの場合は、商品にもよりますがパッケージを見て「通常の洗顔料で落とせる」という表記があればメイク落とし+気になればダブル洗顔。アネッサ等専用のクレンジングがある商品はそれらを使用。
こすらず優しく手の指の腹でくるくると、小鼻周りやフェイスライン、首もしっかり。
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(3)化粧水・クリーム等
夏も冬と同様保湿命。オイリー肌の方はさっぱりした化粧水を選んでしまいがちですが、皮脂過剰は実は水分不足が原因。
冬と同じ高保湿のこってりタイプとまではいかなくてもしっかり保湿ができるスキンケア商品を選んでください。
美容皮膚科のお肌がキレイな看護師さんに夏のスキンケアのコツを聞いたところ、見た目は赤みが出ていなくてもやけど状態になっている場合があるので夏のケアは「冷やすこと」が大事!とのこと。安いもので良いので冷蔵庫で冷やしたジェルを顔に乗せれば水分補給・ほてりの冷却になるのでおすすめです。わたしはアロエジェル使ってます。(ベラリスやNATURE REPUBLICのアロエベラを使用)
(4)インナーケア
相談者さんはPABAやビタミンCサプリのリプライセル、日焼け止めサプリのヘリオケア等服用される予定とのことで十分すぎて何も言うことがありません・・・(笑)
食事で気を付けるといえば、レモンやオレンジ、キウイ等の紫外線を吸収しやすいソラレンが含まれる果物や野菜は朝には取らない方が良いと言われています。
日焼け後はビタミンA(トマトなど)、C(ブロッコリー、オレンジなど)、E(アボカド、ナッツ、大豆など)等の抗酸化作用が優れた食材をバランス良く食事で取り入れてください。
(5)日傘
サンバリアを購入とのことでこちらも言うことありません、遮光性が高くとっても涼しいのでおすすめです。
私も今年は3段折りをGETします!水玉かわいい!
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夏以外(秋・冬)のケア
夏にうっかり日焼けをしても秋冬で戻すことも可能です。夏の間には出来ないケアを秋冬にすることもおすすめ。
(1)角質ケア
①ピーリング
肌を直接 摩擦するゴマージュやスクラブよりも液状のピーリング剤の方がおすすめ。
セラMDのピーリングは乾燥も少なく使いやすいです。
②ハイドロキノン・トレチノイン
昨年挑戦してから目覚めました(笑)皮膚のターンオーバーを強制的に速めて剥離させ、白くタマゴのような新品のお肌を作る・・・という強硬手段なのですが私には合っていたようで夏で濃くなったシミが薄くなりすべすべになりました。お肌を漂白したい方には良いかと思いますが、ダウンタイムが伴う施術ですので使用方法を守って自己責任でお願いします。
ピーリング・ハイドロキノン&トレチノイン、いずれの角質除去の施術も肌が通常より乾燥するので保湿をしっかりしてください。
相談者Aさん、いかがでしたでしょうか。美意識の高いAさんには既に知っていることばかりで面白いものではなかったかもしれませんが・・・Aさんが新たな職場でイキイキと美しくお仕事できますように!